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幼児の通信教育比較。3人の子を持つ親の経験から見えてきた、教材の選び方(後編)

3児のワーキングマザー、クラブ代表です。

共働き家庭の学習の強い味方「通信教育」。30年前に自分が通信教材をやっていた頃に比べて、選択の幅もずっと広がっています。 ここ数年の私自身の体験をもとに、子供たちにどのように通信教育を選んだらよいか、共有する記事の後編です。


先取り学習よりも「できた!」という達成感や勉強の喜びを優先 我が家の場合、6月生まれということもあり、1年先取りできるのでは?と、ポピーの「ももちゃん」の時から先取りしていました(2~3歳児向けを1~2歳児で受講)。「ももちゃん」は食いつきもよく、8割くらいは意味を理解したうえで解けていました。一方翌年の「きいどり」(年少向けを2~3歳で受講)になると6割くらい。シール貼り教材は問題なくできるものの、塗分けが必要な塗り絵や迷路は早すぎて問題の意味を理解できないほか、紙の組み立て式付録はぐちゃぐちゃにしてしまったり本来の用途と違う使い方をしてしまうことが多く、後半の付録は発達に合った時期に使えるよう、親がしまっておきました。さらにZ会のワークブックになると5割前後しか理解できるものがありませんでした。結局、意味が分からないものをやり続けるよりも、「できた!」と納得感が得られるものをということで、半年お休みしてやり残した教材を使った後で再開しました。


「うちの子、先取りしています」というのは、親としても誇らしいかもしれません。実際私も、当初「先取り学習できる我が子」を見て内心満足していた節があります。しかしそれよりも、我が家では「できた!」という達成感、勉強の喜びを知ることを最優先しました。



方針を切り替えたのは、私自身の経験もあります。私は最近まで大学の通信課程に通っており、今年の秋に卒業したばかりです。当たり前ですが、分かると実感しながら問題を解いたり自分の言葉でレポートを書くほうが、いつまでも分からない科目に暗中模索状態で取り組み、教科書に書いてある内容をレポートに書き写すよりもずっと楽しかったです。要は、勉強に関して子供より経験値や成功体験のある大人ですら、勉強には達成感や喜びが重要ではないかということです。まして勉強を始めたばかりの子供に、難しい問題ばかり解かせて、よくわからないけど周りの大人が喜んでいる、という経験をするよりは、自分でも何をやっているかわかっていて、理解できたことが楽しいという経験をするほうが、長続きするのではないでしょうか。


但し、 ・子供が1年先取りでもついていけて、達成感を感じられている。 ・親に指導力があり、1年先取りでも達成感や勉強の喜びを感じられるように子供を方向付けられる。 というご家庭でしたら、先取りは自己肯定感を妨げる結果にはならないでしょう。要は、子供の勉強する喜びや達成感は、親の自己満足感や誇りよりも優先度が高い、ということです。


あえてタブレット型を選択肢から外した理由 最近増えているタブレット型教材ですが、我が家ではあえて幼児については選択肢から外しました。文字の読み書きが上手になり、忙しさも勉強の難易度も上がる小学生以上であれば、時間管理や苦手科目のモチベーション向上のために活用する場面があってもよいかなと思っていますが、ひらがな・カタカナの書き方を習う幼児期は、手書きで紙に書くことを覚えるメリットのほうが大きいと思ったからです。


近年は全身を使わずゲームなど指先を使う遊びや、生活の中でも電子機器が普及し、鉛筆やペンを正しく持って手書きをする機会自体、親も含めて減っているのではないでしょうか。正しく鉛筆を持つことや、筆圧を調節して書くという経験があまりにも少ないと、描画や箸使いなど他の日常生活にも影響します。そのため、鉛筆で書く練習を入学前からすることは重要だと考えています。 また、手を使うことで、記憶への定着も高まります。私自身、英語を習うときには、新しい単語は必ず手書きで書いて覚えましたし、大学の通信教育でも、重要単語をメモ書きすることで記憶への定着も高まりました。こうした、「体で覚える」体験は、いくらデジタル化社会になって手書きの頻度が減っても、無駄ではないと考えます。加えて長女は大のビデオ好き。目への影響も考えて、紙教材からの選択ということで落ち着きました。


この辺りは、「デジタル化の時代だからこそタブレットを最初から使わせたほうが良い」という逆の意見もあるでしょうし、それはご家庭の方針でよいと思います。ただ、「楽しそうだから」「何となく時代を先取りしていそうだから」といったあいまいな理由でタブレットを選ぶのではなく、紙とタブレット、両方のメリットやデメリットを親が自分で考えて家庭での方針を決める必要があるのではないかと思います。


最後に…実生活で役立てるには、親子で外に出かけてみよう! いくら通信教育で文字や算数を先取りしても、遊びはテレビやビデオが中心なので文字を読む機会も数を数える機会もない、せっかく自然について学んでも、季節の変化もずっと気密性の高いマンションの中にいるので感じられない…ではもったいないです。過ごしやすい秋だからこそ、天気の良い日は外に出てみましょう。


例えば、読めるようになった文字は、町の看板や電車の駅名などを読むことで、関連付けられるかもしれません。お買い物をすれば、数の概念が出てきます。東京でも、例えば私が住む三鷹のあたりなら、家の周りでも図鑑に出てくるような生き物にたくさん会えます。野菜の収穫、水の生き物観察など、大掛かりな旅行に行かなくても近所で自然体験ができます。都心に住む方でも日帰りでそうした場所に行ける、ということでもあります。


異年齢交流も有効です。ひらがなを読めるようになったお子さんが、年上の子供がひらがなが書ける、カタカナが読めるのを見て、自分もやってみたいとさらなる学習意欲につながるかもしれません。例えば三鷹リトルリーダーズトーストマスターズクラブでは、幼稚園児では普段接する機会が少ない小学生とも一緒に活動に参加できます。また、思ったことを文字にして書くだけではなく、人前で発表するというのは、通信教育だけではできません。三鷹リトルリーダーズトーストマスターズクラブでは、そうした場も用意していますので、お子さんの学習意欲を高める相乗効果も期待できます。ぜひまずはご見学されてみてはいかがでしょうか?


三鷹リトルリーダーズトーストマスターズクラブ

https://www.mitaka-littleleaders.org/

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